時短セブン訴訟、元オーナーと本部が争う姿勢 大阪地裁、第1回弁論(産経新聞)

 クレームの多さを理由にしたフランチャイズ契約の解除は不当だとして、時短営業を続けていたセブン-イレブン東大阪南上小阪店(大阪府東大阪市)元オーナー、松本実敏(みとし)さん(58)がセブン本部側を相手取り、オーナーの地位確認や取引再開を求めた訴訟の第1回弁論が14日、大阪地裁(金地香枝裁判長)であった。  本部側も松本さんに店舗の明け渡しなどを求めて提訴しており、この日は双方が互いに請求棄却を求めて争う姿勢を示した。  弁論で双方の意見陳述があり、松本さんは「過労死すると思い、時短営業に踏み切った。利益のためなら命をも奪う大企業の道徳を問う。全国のオーナーの声なき声を代弁し、対等な交渉を目指す」とした。  一方、本部側の代理人弁護士は「(時短営業の)合意なき強行は契約違反。頭突きや暴言など異常な顧客対応の証拠もある。記者やネットに虚偽情報を流して世間を欺き、信頼関係が破壊された」と陳述した。  訴状などによると、松本さんは人手不足で昨年2月に深夜営業を停止。本部は昨年12月、クレームの多さなどを理由に契約を解除した。松本さんは仕入れもできず休業を余儀なくされたとしている。

Source : 国内 – Yahoo!ニュース

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