昨春のように、再び街は静まりかえるのか――。新型コロナウイルスの感染拡大で、首都圏を対象にした緊急事態宣言や時短要請に向けた動きが一気に加速した。「しかたがない」「なぜうちが」。飲食店を中心に、あきらめや戸惑いが広がっている。
「もう店をたたむかもしれない。今回の時短営業の要請は、とどめになる」
東京・神保町でダイニングバーを営む40代男性は、午後8時までの閉店を求められるというニュースが流れると、そうこぼした。
本来の営業は午後6時から午前2時まで。しかし36席ある店にはこの日も、開店からしばらく客は1人もこなかった。都内の感染者が急増した昨年12月以降、客数が大きく減っているという。
満員電車はよいのに「飲食店だけがターゲット」
昨春以来のたび重なる時短要請…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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