4件の市民襲撃事件で殺人罪などに問われ、一審の福岡地裁で死刑判決を受けた特定危険指定暴力団・工藤会(本部・北九州市)のトップで総裁の野村悟被告(76)と、無期懲役を言い渡されたナンバー2で会長の田上不美夫被告(66)の弁護側が、控訴の理由を記した控訴趣意書を福岡高裁に提出した。関係者への取材でわかった。判決を不服とする内容とみられる。20日が提出期限だった。
野村、田上両被告は昨年8月の判決後、福岡高裁に控訴した。だが、一審で両被告の弁護を担当した計約10人の弁護人は、今年7月の控訴趣意書の提出期限を前に解任されていた。提出期限は今月になり、新しく選任された弁護人が趣意書を出した模様だ。
一審判決は、1998年に北…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Leave a Comment