暴力団関係者に捜査情報を漏らしたとして、愛知県警は3日、県警本部捜査4課の男性巡査部長(36)を地方公務員法(守秘義務)違反の疑いで名古屋地検に書類送検し、発表した。県警は巡査部長を停職3カ月の懲戒処分とし、巡査部長は同日、依願退職した。
監察官室によると、巡査部長は2017年12月~20年3月、5回にわたり、スマートフォンのアプリや電話で知り合いの暴力団関係者に捜査情報などを伝えた疑い。6年ほど捜査4課に所属し、暴力団の捜査や情報収集を担当していた。調査に対し容疑を認め、「相手から暴力団に関する情報を得ており、情報を提供することで関係を続けたかった」と話しているという。
県警が暴力団に関する情報収集…
980円で月300本まで2種類の会員記事を読めるシンプルコースのお申し込みはこちら
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル