大村秀章・愛知県知事に対するリコール署名の偽造事件で、佐賀市内で署名を書き写す作業に参加した40代の男性が、朝日新聞の取材に応じた。昨年10月下旬、会場には多くのアルバイトが集まり、男性は5日ほどで3千人ほどの署名を名簿から書き写したという。偽造に関わる結果となった男性は、「事実をはっきりさせてほしい」と訴える。
男性は佐賀県在住。新型コロナウイルスの影響で元々働いていたサービス業を解雇され、10月中旬ごろ、人材紹介会社からアルバイト募集の連絡を受けた。
作業内容は「名簿整理業務」「指定の書類へ書き写していただきます」などと紹介され、時給900円。さらに500円の交通費も支給される条件で、「書き写すだけの仕事なら時給800円でもおかしくない。事務的なバイトでは破格」と考えて応募した。
署名用紙と名簿…「問題ない」と言われ
最初に参加したのは10月20日、場所は佐賀市中心部にある県青年会館の会議室だった。若者から初老までの男女60人ほどのアルバイトのほか、作業を監督する5~6人の男女がいた。
机には、リコールを主導した美…
2種類
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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