黒板をキャンバスに、作品を描き出す黒板アート。好文学園女子高校(大阪市西淀川区)の美術部が、「日学・黒板アート甲子園2023」のメイン大会(高校生の部)で、最優秀賞に輝いた。部員たちは作品に、ある願いを込めた。
大会は、黒板・ホワイトボードメーカーの日学株式会社(本社=東京都)が2015年に始めた。今回はメイン大会に、全国84校から127作品の応募があった。
同校の美術部は20年にも最優秀賞を受賞。21、22年は優秀賞だった。23年は美術部と有志の1~3年生計13人が参加。夏休みから1カ月かけて制作した。
「今、この瞬間を。」と題した作品は、ピーター・パンのネバーランドのような世界を思って、描いた。
時間を表す砂時計の砂を吹き飛ばすイメージで、今がとどまっているような表現にした。砂は、妖精ティンカー・ベルの鱗粉(りんぷん)のように輝く。その周りにスマホで写真を撮ったり、ポテトチップスを食べたりと、思い思いの高校生活を楽しむ仲間の姿を描いた。
込めた願いとは何か――。大…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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