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将棋の藤井聡太棋聖が新たなタイトルに挑む王位戦の第3局が始まっています。 はかま姿に薄手の羽織を着て会場に姿を見せた藤井棋聖。神戸市の有馬温泉にある老舗旅館で王位戦第3局に臨みました。藤井棋聖は着座するとポットのお茶を湯のみに注ぎます。すぐには飲まず、開始をじっと待ちます。3日に会場を訪れて盤や駒、座布団の座り心地などを確かめる検分を行った際、藤井棋聖は…。
藤井聡太棋聖:「お水の代わりに冷たいお茶頂けますか?ペットボトルで…冷たいお茶を」
藤井棋聖の要望で冷たいお茶を用意してもらいましたが、最初に飲んだのは注いでから5分後の温かいお茶でした。その直後、タイトルを持つ木村一基王位(47)が到着しました。7番勝負の王位戦は先に4勝した方がタイトルを獲得。ここまで2勝0敗で挑戦者の藤井棋聖がリードしています。先月、史上最年少でタイトルを獲得した藤井棋聖が史上最年少での2冠に王手をかけられるのでしょうか。藤井棋聖はいつものようにお茶を飲むと、心を落ち着かせて先手を指しました。
お昼の勝負飯にも注目が集まります。実は、会場となっている老舗旅館はこれまで数々のタイトル戦の舞台となっていて、伝説の勝負飯があるというのです。それが、地元・神戸牛の肩ロースを使った「肉うどん」です。神戸出身の谷川浩司九段や羽生善治九段が愛した勝負飯です。うどん好きの藤井棋聖は伝説の勝負飯を注文するのでしょうか。神戸牛を使ったメニューではありましたが、「神戸牛すき鍋膳」でした。ちなみに、藤井棋聖の午後のおやつはフルーツの盛り合わせでした。
持ち時間は、それぞれ8時間の2日制。1日目の4日は封じ手で終了し、5日に再開されます。
Source : 国内 – Yahoo!ニュース