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8日、東京都で確認された新型コロナウイルスの感染者数は248人と、5日ぶりに200人を超えました。直近7日間の平均による一日あたりの感染者数は、100人台の半ばから後半の間で、ほぼ横ばいの状況です。感染再拡大への警戒が続いていますが、8日から韓国との往来で、ビジネス目的の渡航者が再開されました。入国審査前に唾液による抗原検査が行われ、陰性であれば入国できます。
韓国からの留学生:「(Q.韓国で陰性の結果があるが、日本でも検査をしないといけない?)はいそうです。二重で検査するかたちです」
留学生など長期の滞在は、自宅や宿泊施設などでの2週間の待機が必要です。一方、ビジネスを目的とした短期の滞在は、陰性証明や行動計画の提出を条件に2週間の待機が免除されます。 海外との往来が徐々に再開へと向かうなか、需要が高まっているのが『陰性証明』です。現在は、検査キットを受け取って、自宅で簡単に受けられるようになっています。東京都渋谷区にある『にしたんクリニック銀座院』では、検査キットの郵送も可能ですが、急いでいる人は、待ち合わせ場所で受け取ることもできます。取材中、来週、石川県に住む孫に会いに行くという女性が検査キットを受け取りに来ました。
石川県の孫に会いに行く女性:「東京から行くので、気にする人もいるかなと。検査を受けていれば、ちゃんと答えられるから、ただそれだけの目的です」
この女性は近くで唾液を取り、20分後に引き渡しに戻ってきました。
石川県の孫に会いに行く女性:「(結果が)悪い方にわかれば、すぐキャンセルしないといけないので、これを待ってOKだったら気持ちよく行けると思う」
検査後に陰性証明書を必要とする人は、クリニックとオンラインでつないで本人確認を行ったうえで、唾液を取ります。結果が出るのは、引き渡してから最短3時間。通知はメールで行われます。
にしたんクリニック銀座院・荘司英彦院長:「現時点で一日400~500人が受けている」「(Q.今後、渡航制限が解除されていくが需要は?)10月に入ってから陰性証明書付きPCR検査の申し込みは確実に増えている。直近4日間と先週の同じ曜日で比較すると、陰性証明書付きのPCR検査の申し込みは約2倍に増えている」
Source : 国内 – Yahoo!ニュース