名古屋駅周辺のランドマークの一つとして親しまれてきた商業ビル「名鉄レジャック」が31日で営業を終える。ビル内の「最古参」のボウリング場「レジャック・ボウリング」も、多くの常連客に惜しまれながら、約半世紀の歴史に幕を下ろす。
「これで終わりだな、という感じ。良いボウリング場でした」。約30年前から利用する立花和夫さん(55)は寂しげに語る。ビルの系列の名古屋鉄道グループの社員たちでつくるボウリングクラブの月例会の場所として愛用してきた。
3月28日夜、このボウリング場では最後となる月例会を開いた。集まった男女11人は、ストライクを決めるたびに拍手やガッツポーズで喜び、「最後」を楽しんだ。
名鉄レジャックは1972年11月に開館。地上8階、地下2階建てで、名鉄のグループ会社「メルサ」が運営。ボウリング場や飲食店などが入り、立地の良さでにぎわった。
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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