有償ボランティアで現金支給 苦しむ留学生を支援 神戸市(産経新聞)

 神戸市は25日、新型コロナウイルスの影響でアルバイト収入が減少した外国人留学生らに「有償ボランティア」として活動してもらい、参加者に1日あたり3500円を支給すると発表した。コロナ禍で困窮する留学生を金銭面からサポートする狙いで、全国的にも珍しいという。

 対象は神戸市内在住、在学の留学生や卒業後も帰国できずにいる元留学生。6~8月に市内のハイキング道や公園の清掃などにあたってもらう。月に10回程度の活動を予定し、全体で約100人の参加を想定。交通費を含め1日あたり3500円を謝礼として支給する。また、市内で留学生に食事や宿泊先を提供するなど生活支援を行う民間団体に最大30万円を助成する制度もスタートさせる。

 市によると、市内には今年3月時点で約8千人の外国人留学生が在籍。しかし新型コロナの影響でアルバイトがなくなったり、卒業しても帰国できなくなったりしている外国人が増加し、市の窓口に相談が寄せられていた。

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Source : 国内 – Yahoo!ニュース

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