自社生産の有機スプラウト(新芽野菜)を、まるごとエシカル(倫理的)包装にしたらどうだろう。
岐阜県中津川市の野菜メーカー「サラダコスモ」が、こんなアイデアを思いついた。
めざすのは、環境や社会に優しい包装だ。だがもう一つの狙いがある。
エシカルに包装してみた野菜は、「ブロッコリーの新芽」「かいわれ大根」「ラディッシュの新芽」。
容器は、ペットボトルを再利用した素材を使った。
スプラウトが根を張る培地は木材パルプを用いた。
9月からは、ふたの役目を果たすトップシールを紙製にした。従来はプラスチック製だった。
和紙のような手触り。15種類の切手風のイラストで飾られている。社員がデザインした。
エシカル包装は、SDGs(国連の持続可能な開発目標)の理念が広がる将来をみすえたものだ。
SDGs時代はどんな消費行…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル