近年の自転車ブームを受け、和歌山県有田川町は、サイクリングに適した町をPRしようと「有田川サイクルツーリズム」を始めた。サイクリングルートを紹介するマップを作製したほか、町内にレンタサイクルなども設置。サイクリングを通じた観光を呼びかけている。
町では、自転車ロードレース「ツール・ド・フランス」の名所、ラルプ・デュエズに似ているとされる千葉山などで近年、自転車愛好家からの人気が高まっているという。
サイクリングブームにあやかり、さらなる観光客増を期待。駐車場が充実して車で訪れやすい「かなや明恵峡温泉」(修理川)を起点に、3つのサイクリングルートを紹介するマップを6千部作製した。
道の駅や町施設など町内12カ所には、駐輪用のバイクラックや空気入れ、修理工具を用意した「サイクルエイドステーション」を設置。また同温泉には、前輪が2つあり斜面や段差でも走りやすい高機能電動アシスト付三輪自転車を2台用意し、レンタサイクルとして実質無料で貸し出す。
町商工観光課の担当者は「町は自然にあふれており、自転車に乗って回ることで初めて分かる楽しみ方もあると思う。健康にもつながるので、ぜひサイクリングを楽しんでほしい」と話している。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース
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