新型コロナウイルスの感染が落ち着く中、学校で端末をどう使うか。徳島県の公立小学校では、学校と家庭の学びを結ぶ役割として、朝から積極的に使われている。
徳島県上板町立高志(たかし)小学校。朝、登校した子たちは、毎日持ち帰っている端末を机に出し、画面上の顔のマークから「今朝の気分」をクリックする。幸せ、喜び、笑顔、穏やか、怒り、イライラ、悲しみ、ゆううつ……。入力データは担任や複数の教員に共有され、「気になる子」を注意して見守ることができる。帰りにも同じ入力をするため、気持ちの変化やトラブルなどの把握にも役立つ。
知る人ぞ知る校長の挑戦は……
高学年では、時間割変更やその日に使う物などはグーグルクラスルームで共有されており、児童は指示をされなくても準備を進める。日記も書いたらすぐグーグルドキュメントで提出。登校した時には担任のコメントがついていることも珍しくない。
以前は月2回、体育館に全校…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル