「朝ドラ」で親しまれるNHKの連続テレビ小説が、来春スタートの「エール」から週5日放送になる。NHKが24日、発表した。視聴習慣が定着しているのに、放送日を減らす理由とは?
「総合的に勘案した結果、残念ですけれども、こういう判断をせざるをえなかった」。NHKの木田幸紀放送総局長は同日の定例会見でそう述べ、朝ドラを週5日にすることへの理解を求めた。
1961年に放送が始まった朝ドラは、1作目の「娘と私」が月~金曜の週5日だったものの、2作目以降は月~土曜の週6日で、1回15分の放送になり、現在放送中の100作目「なつぞら」に至る。今回、土曜の新作放送をやめて週5日にすると、二十数話分が削減されるという。土曜の空いた枠の放送は検討中だという。
土曜も平日と遜色なく見られている。「なつぞら」の場合、視聴率は20%前後(ビデオリサーチ、関東地区)で推移。
にもかかわらず話数を減らすの…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル