数字は語る
本来食べられるのに捨てられてしまう食品ロス。農林水産省などによると、国内の食品ロスの量は600万トン(2018年度)と推計される。1人あたり毎日茶わん1杯分の食べ物を捨てている計算で、食材を無駄にしない様々な取り組みが行われている。10月は「食品ロス削減月間」。
内訳は事業系が324万トン、家庭系が276万トン。家庭で発生する食品ロスは、「食べ残し」(123万トン)、「未開封のまま廃棄」(96万トン)、「野菜の皮をむきすぎるなど食べられる部分の除去」(57万トン)の三つに分類される。
同省によると、20年度の食料自給率はカロリーベースで過去最も低い37%だった。大量の食料を輸入している一方で、その多くを捨てているのが実情だ。
食品ロス削減推進法の施行から10月で2年。国や自治体、事業者、消費者が連携した取り組みが進む。
消費者庁などは6月から、小…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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