木材切断、担架で搬送… 警視庁の警察署がレスキュー大会 優勝は?

比嘉展玖

 災害時の救助技術を競う警視庁の警察署対抗の競技大会が10日、東京都立川市の訓練施設で開かれた。同庁第9方面の9署が出場し、署員計約90人が日頃の訓練成果を発揮した。

 大会は災害時のレスキュー能力の底上げが狙いで、警察署や交番に勤務する警察官が参加した。チェーンソーやのごぎりによる木材切断▽20キロの重りをつり下げた救命浮輪のプールからの引き上げ▽警杖を使った簡易担架での救助者の搬送――など計6種目で総合タイムと正確性を競った。優勝は福生署だった。

 同庁災害対策課の田浦善之課長は「天災は忘れた頃にやってくる。今後も訓練を継続し、対応能力を高めていってほしい」と呼びかけた。(比嘉展玖)

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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