自民党派閥の政治資金パーティー収入をめぐる事件で、安倍派(清和政策研究会)に所属する青森3区選出の木村次郎衆院議員(56)が19日、自身の政治資金収支報告書の修正準備を進めていると明らかにした。派閥からキックバック(環流)を受けた金額や期間については「精査中」と答えた。
事件をめぐっては、派閥のパーティー券販売で所属議員に課したノルマを超えた分を議員側に還流していたが、その資金の流れを、派閥の政治資金収支報告書にも議員側の報告書にも記していない疑いがある。
安倍派は同日夜、東京都内の党本部で議員総会を開き、所属議員に対して派閥の政治資金収支報告書を訂正する方針を説明した。総会後、木村氏は朝日新聞の取材に応じ、自身の報告書についても修正する考えを示した。
木村氏は元県知事の故・木村守男氏の次男で、同じく衆院議員だった兄・太郎氏が亡くなったのを受け、2017年の衆院選で初当選。現在2期目。太郎氏も清和政策研究会に所属していた。
昨年12月に問題が発覚後…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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