池田拓哉
本州での開花は珍しいとされるサツマイモの花が、甲府市立善誘館小の中庭で毎朝咲き続けている。29日、2学期が始まったばかりの児童たちが目を丸くして花をのぞき込んでいた。
同校によると、夏休み中の19日、清掃作業で来校した1年生が中庭の畑で発見した。花は中心が鮮やかな紫色で、外側が真っ白。子どもたちは「アサガオみたい」と喜んだが、1本のつるにだけ花が咲いていたため、教員の間で「珍しいのでは」と話題になった。
山梨県総合農業技術センターによると、サツマイモはアサガオと同じヒルガオ科。日照時間が短くなるにつれて咲きやすくなる。本州は九州以南と比べて気温が低くなりやすいため、開花しないのが一般的。センターには開花情報が年に1、2件寄せられるという。サツマイモの花言葉は「乙女の純情」「幸運」。(池田拓哉)
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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