21日(木)、気象庁から発表された1か月予報によりますと、この先、冬型の気圧配置は弱い見込みです。日本海側は平年より晴れる日が多く、全国的に高温傾向でしょう。
本格的な冬へ と思いきや「高温傾向」
今月に入ってから、日本付近は度々、西高東低の冬型の気圧配置になりました。14日(木)は、上空1500メートル付近で気温が氷点下6度以下の寒気が、東北付近まで南下。19日(火)から20日(水)にかけては、北陸付近まで南下しました。20日(水)の午前9時、輪島の上空で氷点下5度7分と、12月上旬並みの寒気です。19日(火)は盛岡で初雪が観測され、20日(水)は山形、21日(木)は仙台と、本州でも続々と初雪となりました。例年ですと、日本付近は度々冬型の気圧配置になる時期で、今年も。と思いきや、21日(木)、気象庁から発表された1か月予報によりますと、この先、冬型の気圧配置は弱い傾向です。このため、例年ですと日本海側はしぐれることが多く、太平洋側は晴れる日が多くなりますが、11月23日から12月22日にかけて、日本海側の日照時間は平年並みか多く、太平洋側では平年並みか少ない見込みです。平均気温は、全国的に平年より高いでしょう。
1週目(11月23日~11月29日)
シベリア高気圧の日本の南への張り出しは弱く、沖縄や九州から北海道の太平洋側は、気圧の谷の影響を受けやすいでしょう。
このため、沖縄・奄美は平年に比べて曇りや雨の日が多い見込みです。九州から北海道の太平洋側では、平年に比べて晴れの日が少ないでしょう。九州から近畿の日本海側と北陸は、平年と同様に曇りや雨または雪の日が多い見込みです。東北と北海道の日本海側も平年と同様に曇りや雪または雨の日が多いでしょう。日本海側の平年との違いは、しぐれというより、寒冷前線や低気圧の通過に伴う、本格的な雨になることが多いことです。
24日(日)にかけて、日本列島は、温かい空気に覆われる見込みです。全国的に気温は平年より高く、かなり高くなる所もあるでしょう。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース
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