近隣で客が行き来 濃厚接触者10人
札幌市は11日、日中にカラオケを楽しむ「昼カラ」が利用できる市内の喫茶店の客と従業員計10人が、新型コロナウイルスに感染していたと発表した。市はクラスター(感染者集団)と認定した。市は人数を明らかにしていないが、市が同日発表した新たな感染者6人の中にも含まれており、計10人となったため。クラスターは道内21例目で、「昼カラ」は2例目となった。 市保健所によると、店はクラスターが発生していたと9日に発表され感染者が計13人となった喫茶店の近隣にあった。同保健所がこれまでの感染者の行動歴を調査する中で、今回のクラスターが明らかになった。 今回の10人は、5月28日から6月5日までの客8人と従業員2人で、いずれも60代以上。このうち客1人は両店を行き来していたという。市保健所によると、このほかに濃厚接触者10人がPCR検査を受けて結果を待っている。店は6日から休業している。
Source : 国内 – Yahoo!ニュース