札幌のタイヤ脱輪事故「不正改造の疑い高い」斉藤国交相が見解

 札幌市西区の市道で軽乗用車から外れたタイヤが女児を直撃した事故で、斉藤鉄夫国土交通相は20日の閣議後会見で、「国交省としては、事故を起こした車は不正改造の疑いが高いと考えている」との見解を示した。

 斉藤氏は根拠として、国交省で調査した軽乗用車の車検時の写真に言及。「不正改造は自動車の安全安心を脅かす重大な法令違反」と指摘し、「速やかに事故原因の究明が図られるよう、警察の捜査に全面的に協力する」と話した。

 事故は14日午後1時半ごろ、女児が近くの幼稚園から徒歩で帰宅する途中で起きた。北海道警は車を運転していた男(49)を自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致傷)の疑いで現行犯逮捕し、送検。女児は意識不明の重体の状態が続いている。

 事故を起こした車は改造され、タイヤと車体を固定するナットが緩んでいた可能性がある。北海道警は、改造と事故の因果関係や、違法な改造があったかなどを調べている。

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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