札幌の大通公園に拡大案 市道廃止し面積拡大検討

佐野楓

大通公園をつなげる?札幌市が南北に走る市道を一部廃止の方針=HTB提供

 札幌市は同市中央区の大通公園について、再整備事業の一環として、公園にまたがって南北に通る市道の一部を廃止し、公園区画の連続化を検討していることを明らかにした。来年度内に計画方針を策定し、最短で2026年度から工事に着手する方針だ。

 23日に市内であった有識者会議「緑の審議会」で市が報告した。市道で隔てられている区画をつないで公園の面積を拡大し、快適な歩行空間や日常的な憩いの場の確保を目指すという。

 市みどりの推進課によると、対象は大通西1丁目~大通西12丁目の区間。南北に通る9本の市道のうち、交通量が比較的少ない道の廃止を検討している。国道の札幌駅前通と石山通は対象外としている。

 市は新年度に公園周辺の交通量調査と、園内にブースを設置しての市民へのアンケートを実施。調査の結果や市民の意向を検討した上で、廃止する市道を選定する。(佐野楓)

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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