2030年冬季オリパラ招致実現を 期成会が札幌市に要望書を提出=HTB提供
2030年冬季五輪・パラリンピックの札幌市招致を目指す北海道内の経済界や競技団体でつくる「冬季オリンピック・パラリンピック札幌招致期成会」(会長=岩田圭剛・道商工会議所連合会会頭)は23日、札幌市の秋元克広市長に招致実現を求める要望書を出した。
要望書では、コロナ禍で市内の経済や観光が打撃を受けているとし、「冬季五輪・パラリンピックの招致実現は前を向いて札幌の活力を取り戻す契機となる」とした。期成会が昨年12月から募集していたサポーターズクラブの登録者は、今月22日時点で11万4200人を超えたことも報告した。
岩田会長は「(クラブの登録者も増え)市民、道民の招致への期待の現れを感じる。多くの人が待ち望む招致を実現してほしい」と話した。秋元市長は「意向調査で一定の理解を得た一方で、経費の問題など不安を感じている人もいる。丁寧に答え、より多くの方にご理解いただく中で招致活動を進めたい」と述べた。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル