積雪の季節を迎えた札幌市で、路面凍結による転倒事故の危険が高まっている。13日は11月中旬並みの暖かさとなって雪が溶けた一方、14日は早朝から気温が零下まで下がる見込みのため、急激な寒暖差によって路面凍結が増えるとみられるという。市は、雪道での転倒事故への注意を呼びかけている。
市内で最高気温7・7度を記録した13日。午後2時半ごろ、市中心部のさっぽろテレビ塔付近では、雪が溶けて路面のあちこちに水たまりができていた。観光客や通行人はシャーベット状になった雪の上を、歩きづらそうに進んでいた。
市消防局によると、11月17日以降から現在までで、市内で106人が雪道での転倒事故で救急搬送されている。例年、雪が降り積もる12月~翌年3月にかけて、雪道での転倒でけがをした人の救急搬送が増える傾向があるという。
大雪で市内の除雪作業が追い…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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