札幌市は14日、物価高対策のため、全世帯の水道料金のうち基本料金分を2カ月間免除するほか、子育て世帯に子ども1人あたり1万円の特別給付金を出すと発表した。一連の施策のための一般会計補正予算額は121億9400万円で、国からの新型コロナ対応の地方創生臨時交付金が原資となる。8月招集の市議会臨時会に提案する。
秋元克広市長は定例会見で「物価高騰で市民生活や事業者の経営環境が大変厳しくなることが懸念されている」と理由を説明した。
水道基本料金の一時免除の対象は家事用で、10~11月に検針した2カ月分計2904円が無料になる。ただし基本料金以外の水道従量料金と、下水道料金は通常通りかかる。免除のための手続きは特に必要ない。
18歳以下の子ども1人あた…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル