2020年東京五輪のマラソンと競歩の札幌開催が正式決定したことについて、カタール・ドーハで行われた今秋の世界選手権50キロ競歩男子で銅メダルを獲得したカナダのエバン・ダンフィーが2日、自身のツイッターで「IOC(国際オリンピック委員会)は自分のブランドを守りたいだけ。ステークホルダー(選手、国際陸上競技連盟、東京、札幌)への相談もなかった」などと批判した。
36本に及ぶ連続ツイートの中で、ダンフィーは今回の決定の理由にもなった、自身が経験したり見聞きしたりしたドーハの状況を分析。女子マラソンでの28人の棄権者のほとんどは体を冷却するためのアイスバスや冷却タオルなどを使用しておらず、「準備不足だった」と指摘。熱中症を起こした選手が1人もいなかったことも挙げ、「暑さは本当に危険だったのか」と疑問を呈した。
さらに、07年大阪世界選手権…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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