ツイッター(現X)上の中傷投稿に「いいね」を押されて名誉感情を傷つけられたとして、ジャーナリストの伊藤詩織氏が、自民党の杉田水脈・衆院議員に220万円の損害賠償を求めた訴訟の上告審で、最高裁第1小法廷(安浪亮介裁判長)は杉田氏側の上告を退けた。8日付の決定。杉田氏の「いいね」を違法な侮辱行為と認め、55万円の賠償を命じた二審・東京高裁判決が確定した。
「いいね」を押すことが違法行為にあたるかが争われた訴訟が、最高裁で確定したのは初めて。
杉田氏は2018年、性被害を告発した伊藤氏を「枕営業の失敗」「売名行為」などと中傷した第三者のツイート計25件に「いいね」を押した。
二審で逆転
一審・東京地裁は「いいね」…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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