林敏行
神戸市中央区のメリケンパークで11日、LEDライトを搭載した約500機のドローンを同時に飛ばし、ウルトラマン作品のシーンを原寸大で再現するイルミネーションが披露された。
午後8時に始まり、約10分間続いたショーでは、電飾を使った高さ約40メートルのウルトラセブンが登場。1968年にテレビ放映された、ウルトラセブンと怪獣キングジョーが神戸で戦うシーンも再現された。
主催した日本イルミネーション協会は「原寸大の迫力を、今の子どもたちにも体験して欲しいです」。
12日も実施予定で、午後7時と同8時半からの2回、ドローンショーがある。地上では、東日本大震災の復興を願うイベント「神戸イルミナージュ」のイルミネーション作品が展示されている。
1回目のショーではドローンを制御する回線に混雑が生じ、主催者が会場周辺に集まった人たちのスマホを機内モードにするよう、呼びかけた。多くの人が協力したとみられ、予定から1時間遅れで実施にこぎ着けた。
ドローンによるショーは、1824機を使った2021年の東京五輪開会式が知られる。(林敏行)
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル