金子淳
福岡県朝倉市で9日、約600体のひな人形が秋月城跡長屋門前の石段に並べられ、木漏れ日を浴びた。
毎年2月から始まる「古都秋月 雛(ひな)めぐり」に向けての準備の一環。9月9日の「重陽の節句」に「後の雛」として人形を飾る風習にちなみ、この日に天日干しし、人形の状態を確認している。
「雛めぐり」は、新型コロナが広がり始めた昨年は途中で中止に。今年は緊急事態宣言が出され中止となった。市の担当者は「来年は何とかコロナに収まってもらい、最後まで開催したい。多くの人に訪れて欲しい」と話している。(金子淳)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル