能田英二
北海道高野連と札幌ドームは29日、来年の秋季高校野球全道大会を札幌ドームで開くと発表した。同球場での高校野球の公式戦開催は初。日没や悪天候の影響を受けないため、日程は従来より2週間先延ばしして、10月18日開幕、26日決勝となる。地区大会の日程も遅らせられ、夏の大会後、新チームの調整期間を延ばせる。道高野連の坂本浩哉会長は「北海道は野球シーズンが短かったが、日程に余裕ができる」と語った。
札幌ドームを本拠地とするプロ野球日本ハムファイターズは来春、北広島市で開業する「エスコンフィールドHOKKAIDO」に移る。道高野連は約2年前から札幌ドームと交渉を続けてきた。札幌ドームの山川広行社長は「プロ野球はなくなるが、素晴らしい球場で野球を楽しんでいただきたい」と語った。
高校野球は来夏の選手権大会で、南・北北海道大会の準決勝、決勝をエスコンフィールドで実施することが決まっている。(能田英二)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル