来年の新年一般参賀、抽選の倍率は10倍超に 要領発表

多田晃子

 宮内庁は、来年1月2日に皇居で行われる新年一般参賀の要領を発表した。3年ぶりの実施となる今回は事前申込制で、抽選の結果、全体の倍率は10倍超だった。申込者には後日抽選結果が、当選者にはさらにその後、集合時間などの要領が届く。当日は、天皇、皇后両陛下や皇族方が6回、宮殿・長和殿のベランダに立つ予定。新型コロナの感染拡大や天候次第で、中止の可能性もある。

 ベランダに立つのは、午前10時10分ごろ、同11時ごろ、同11時50分ごろ、午後1時半ごろ、同2時20分ごろ、同3時10分ごろを予定。参賀者は各回1500人程度。午前9時10分~午後3時に皇居正門(二重橋)から入り、正門から出る。

 同じ日に同庁庁舎前で受け付ける記帳は、午前9時半~午後3時半に坂下門から入り、桔梗(ききょう)門、大手門、乾門から出る(退出は午後4時まで)。入門前には、手指消毒や検温、手荷物検査のほか、参賀者には本人確認も行う。(多田晃子)

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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