文部科学省は26日、2020年度予算の概算要求案をまとめた。総額は19年度当初比12.2%増の5兆9688億円。5月に発生した川崎市の児童殺傷事件を受けた登下校時の安全対策や、東京五輪・パラリンピックでのメダル獲得に向けた選手強化に重点を置いた。
学校安全対策は13億円で登下校時の見守りの指導役となる警察官OBらの「スクールガードリーダー」を現在の2倍以上となる4千人に増員。スクールバス停留所などの点検を強化する。
スポーツ分野は411億円を要求。東京五輪・パラリンピックに向けた選手の競技力向上事業に110億円、ドーピング防止の取り組みに3億円を充てる。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース