来秋デビュー 室内は和で演出 JR九州が長崎新幹線の車両を公開

加藤裕則

 JR九州は22日、九州新幹線西九州ルート(長崎新幹線)に導入する車両を報道陣に初めて公開した。デザインは「ななつ星」などの列車デザインを手がけた水戸岡鋭治氏が担当した。外装は白地がベースで、企業カラーの赤を帯状にあしらった。

 製造する日立製作所笠戸事業所(山口県下松市)で、先頭車両の外観や、指定席の3号車の内部が披露された。車体のベースはJR東海が採用する「N700S」で、指定席は通路をはさんで2列ずつ。木製のひじ掛けによって和の雰囲気と高級感を出した。自由席は3列と2列という。

 長崎新幹線の愛称は「かもめ」で来秋、武雄温泉(佐賀県武雄市)―長崎の66キロで開業し、6両編成で走る。(加藤裕則)

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

Japonologie:
Leave a Comment