猛烈な暑さに見舞われているお盆期間。来週にかけても収まる気配はありません。あす(15日)は東日本の内陸部では40度近くまで上がり酷暑に。
あす 猛暑日地点 この夏最多か
あす(15日)も沖縄と九州から関東は高気圧に覆われて、広く晴れる見込みです。強い日差しと上空に流れ込む暖かい空気の影響で、猛暑のピークになるでしょう。 全国のアメダス地点で、今年の猛暑日最多は8月11日の230地点(アメダス全地点の約25%)。この日は群馬県桐生市と伊勢崎市では最高気温40.5度と、今年の全国の最高気温を更新しました。あす(15日)は内陸では40度近くまで気温が上がり、猛暑日地点は今年最も多くなるでしょう。ずっと暑い中でも、猛暑のピークと言えそうです。 一方、低気圧や前線の影響を受けるのが、北陸と東北、北海道です。北陸は雲が多く、所々で雨。東北と北海道は昼頃にかけて前線が南下するため、局地的に雷雨や激しい雨が降るでしょう。前線通過後は北または西よりの風に変わり、沿岸部を中心に風がやや強く吹きそうです。
来週にかけても続く猛暑
あさって16日(日)以降も、沖縄と九州から東北は高気圧に覆われて晴れる日が多く、内陸を中心に猛烈の暑さになるでしょう。連日の猛暑の中でも、上空の暖かい空気の流れ込みに注目すると、東日本ではあす15日(土)頃と20日(木)頃の2回ピークがありそうです。一方、西日本は来週の後半にかけて平年よりも3度から5度ほど高い「暖気」が流れ込む予想です。朝・午前9時までに気温が30度を超えることも珍しくないでしょう。 北海道は気圧の谷の影響で、短い周期で天気が変わるでしょう。最高気温は平年並みか高い予想です。晴れれば気温は30度くらいまで上がり、雨が降れば蒸し暑く、秋の訪れはまだ先になりそうです。 お盆を過ぎても、厳しい残暑が続くでしょう。日中はもちろん、夜間の熱中症にも注意が必要です。寝る前にはコップ一杯の水を飲むなど、対策をして下さい。
日本気象協会 本社 青山 亜紀子
Source : 国内 – Yahoo!ニュース
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