東京―仙台・高崎間、新幹線終日運休へ 作業員が感電、爆発音情報も

【動画】駅間で立ち往生した新幹線=遠藤雅彦撮影

 23日午前9時58分ごろ、東北新幹線の上野―小山駅間、上越・北陸新幹線の上野―熊谷駅間で停電が発生。JR東日本によると、東北新幹線の東京―仙台駅間、上越新幹線の東京―新潟駅間、北陸新幹線の東京―長野駅間のいずれも上下線で運転を見合わせた。一部区間で折り返し運転を始めたが、東京―仙台駅間と東京―高崎駅間は終日運休が決まった。

 JR東日本によると、さいたま市中央区内の上り線で架線が垂れ下がり、運転に支障があると判明したという。

 復旧作業中、爆発のような音がし、煙が上がっているとの情報がある。関係者によると、2人がけがを負い、いずれも意識はあるという。同社によると、現場付近で作業員が感電し、救急搬送されたという。

 午後4時現在、運転再開の見込みは立っておらず、運転再開まで相当な時間がかかる見込み。同社によると、停電発生から上下計4本の列車が駅間で立ち往生。さいたま市中央区付近で停車した上り列車からは約3時間後の午後1時前から乗客を線路に降ろし、非常階段で地上に降りてもらう避難を始めた。北陸新幹線は正午ごろから長野―金沢駅間で折り返し運転を実施するという。(細沢礼輝、野口駿)

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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