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東京都では18日に493人の感染が確認され、感染状況をもとにした警戒レベルが最も深刻な段階に引き上げられる見込みです。飲食店などに大きな衝撃が走る一方、懸念されるのは医療現場の状況です。 過去最多も、人々は淡々と受け止めているようです。
18日、都内で確認された感染者は493人でした。これまでの過去最多は梅雨が明けた夏、8月1日の472人でした。その数字を21人超え、過去最多となりました。
検査人数は当時1週間平均で4649人、現在は5260人と1割程度増えています。ただ、医師の危機感は強まっています。
警戒は、強めざるを得ない状況です。東京都が都独自の感染状況の警戒レベルを4段階のうち最も深刻な「感染が拡大している」に引き上げる方向で最終調整していることが、関係者への取材で分かりました。それもそのはず、7つあるモニタリング指標の多くは今月17日時点で先週より上回っています。新規陽性者数や入院患者数も急増している状況です。
ただ、医療提供体制については、据え置きされる見込みです。感染増加と同時に、経済の両立というジレンマも抱えています。
18日、経済同友会と会議を行った西村経済再生担当大臣。テレワークの推進などを求め、経済との両立を訴えました。もう一つ、話題となったことがあります。
今月だけでもバーべキューや、カラオケなど様々な“会食”での感染が確認されています。忘年会シーズンを迎えた今、画期的な会食も模索されています。
結婚式などを執り行うパーティー会場が“新たなスタイル”の忘年会を提案しています。椅子だけが、ソーシャルディスタンスを保ち並べられています。実際座ってみると…。
テーブルがないため、食事はできません。そこで考え出されたのが、こんなスタイルです。忘年会の食事もテイクアウトです。和牛やフォアグラ、カニなど、冷めてもおいしいように濃いめの味付けとなっています。例年の1割ほどの予約しか入っておらず、何とか打開しようと考え出されたアイデア。それだけに“過去最多”に言葉を失いました。
Source : 国内 – Yahoo!ニュース
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