東京都は13日、新型コロナウイルスの感染者を新たに119人確認したと発表した。都内で1日あたりの感染者が200人を下回るのは8日の75人以来、5日ぶりとなった。
感染者119人のうち、年代別では20代が51人、次いで30代が33人で、全体の70%が20~30代が占めた。40代は16人、50代は12人、60代と70代が2人ずつで、10代が3人だった。現時点で感染経路が不明な人は、全体の54%にあたる64人だった。
感染経路別では、家庭内が13人、職場が6人、会食が7人などだった。ホストクラブなど接待を伴う飲食店などの「夜の街」関連は計23人。そのうち新宿での感染が21人、池袋はいなかった。
出演者や観客らの感染が相次いで判明している新宿区の劇場で上演された舞台関連では、新たに2人の感染が明らかになった。都が確認している劇場関連の感染は計27人となった。
都内の感染者数は9日に224人、10日に243人と緊急事態宣言下の4月17日(206人)を超えて2日連続で過去最多となり、11、12両日とも各206人が新たに確認されていた。
小池百合子知事は13日、報道陣に対し、「市中感染がゼロかと言われたらそんなことはないと思う。だが蔓延(まんえん)している状況かというと、様子を見ながらモニタリング会議などで専門家の意見もちょうだいしたい」と語った。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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