東京メトロ有楽町線・副都心線で21日、新型車両「17000系」が運行開始した。同日朝、有楽町線新木場駅(東京都江東区)から最初の10両編成の列車が出発した。
17000系は、有楽町線の路線カラーであるゴールドと、副都心線のブラウンの2色のラインが前面と側面に入る。ヘッドライトは、現在運行する「7000系」などと同様に丸いデザインだ。
座席幅は7000系よりも3センチ広い46センチ。床面の高さを7000系から6センチ低くし、乗車ドアの床の部分をわずかにホーム側に傾斜させるなど、車いすやベビーカーが乗り降りしやすい構造となっている。各車両に、車いすの人や大きな手荷物を持った人向けのフリースペースもある。
東京メトロは2022年度までに、17000系を21編成180両導入し、1974年から運行している7000系と置き換える予定。(一條優太)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル