介護老人福祉施設の誘致を巡る対応が「議会軽視だ」として、東京都あきる野市議会から不信任決議を受けた村木英幸市長(65)は23日、市議会を解散した。村木氏は記者会見で、「市長の執行権を侵害する危険性が高い」と議会を批判した。失職した議員らは「市長は問題の本質を理解していない」と反発した。
市議会(定数21)は昨年6月に選挙があり、任期は25年6月末まで残っていた。市選挙管理委員会はこの日、市議選の日程を7月17日告示、24日投開票と決めた。
村木氏は23日の本会議終了後、中嶋博幸議長らを訪ね、市議会を解散する通知を読み上げ、手渡した。地方自治法では不信任決議を受けた市長は10日以内に議会を解散でき、解散しなければ失職すると定める。中嶋氏は「たいへん残念だ。市議の95%が不信任を突きつけた。市長は自らの市政運営について市民の審判を仰ぐ選択をすべきだった」と述べた。
施設誘致を巡って、村木氏は…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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