東京都江東区の山崎孝明区長が12日、膀胱(ぼうこう)がんによる急性腎不全のため都内の病院で死去した。79歳だった。体調不良を理由に16日告示の区長選に出馬せずに、今期限りで退任するとしていた。
区の発表によると、山崎区長は3月27日から入院。療養を続けてきたが、容体が急変したという。2018年には膀胱(ぼうこう)がんの手術を受け、職務に復帰していた。今後は押田文子副区長が職務代理を担う。
山崎区長は区議や都議を経て07年の区長選で初当選し、現在4期目。地下鉄有楽町線の延伸事業の実現に尽力し、19年からは東京23区の区長でつくる特別区長会の会長も務めていた。昨年11月の区議会で、統一地方選のなかで行われる区長選への立候補の意向を一度は明らかにしていた。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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