新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けて、東京五輪・パラリンピックの延期論が浮上しているが、日程調整は簡単ではない。
2021年の夏には、7月16日~8月1日に福岡市で水泳の世界選手権が予定されており、同じく花形競技とされる陸上も米オレゴン州で8月6~15日の日程で世界選手権を予定している。放映権料や大会スポンサー料などは、国際競技連盟にとって重要な収入源の一つで、五輪のために開催を見送る可能性は低い。
一方、2年間延期した場合は、サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会が従来の夏開催ではなく、11~12月開催のため、7、8月は調整の可能性がありそうだ。ただし、2年延期となれば、代表選考のやり直しも含めた議論が出てくることは避けられない。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース