東京オリンピック(五輪)の開幕から丸1年が経った23日、開会式の会場となった東京・国立競技場で記念セレモニーがあった。ボクシング女子で金メダルを獲得した入江聖奈選手ら五輪・パラリンピックに出場した選手に加え、大会ボランティアや聖火ランナーら計約1千人が入場行進。陸上トラックでは、五輪・パラリンピックに出場した選手たちと、都内や東日本大震災の被災地で暮らす子どもたちが組んだ混合リレーがあった。
東京五輪は原則無観客で行われたが、この日は約1万5千人の観客が訪れた。主催した東京都の小池百合子知事は「2025年にはここで世界陸上(選手権)も開かれる。スポーツを通じて、一緒に未来をつくってまいりましょう」とあいさつした。国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長は「東京大会は希望、連帯、平和の大会になった」とビデオメッセージで述べた。セレモニーが始まる前には故・安倍晋三元首相への黙禱(もくとう)が行われた。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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