東京入管局で外国人ら61人が感染 外部との面会中止に

 出入国在留管理庁は25日、在留資格のない外国人を収容している東京出入国在留管理局(東京都港区)で、外国人の男性55人と職員6人の計61人が新型コロナウイルスに感染していることを発表した。みなと保健所(同区)も「クラスター(感染者集団)を把握している」という。

 同局は感染した外国人を専用の区域に分離するなど対応に追われている。

 同局によると、男女約130人が生活する収容場で今月15日に外国人男性4人と男性職員1人の感染が判明した。以降、収容者と看守職員のPCR検査を実施し、感染が広がっている状況だ。感染経路は不明だが、現時点で重症者はいないという。

 同局は感染対策として、収容者が居室を出られる時間を制限し、外部からの面会も期間未定で中止している。収容中の中国人女性は電話で「同室者とも距離をあけてと言われているが、外には出られないので、感染が怖い」と話した。


Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

Japonologie:
Leave a Comment