東京湾に打ち上がった季節外れの花火 10日は「目の愛護デー」

小林一茂

 デジタル機器から目を離して花火を見よう――。「目の愛護デー」の10日、東京・晴海の海上で花火計225発が打ち上がり、道行く人が夜空を見て目を輝かせた。眼科医療機器の製造・販売を手がける「日本アルコン」が企画した。

 同社によると、スマホやパソコンなどのデバイスやデジタルコンテンツの長時間利用で、眼精疲労や視力低下などが急増している。そんな中、遠くを見て目を休めてもらう合図として、大きな音がする花火を打ち上げることにしたという。

 花火は20分ごとに上がり、目の形や大輪の花が浮かび上がった。

 自宅で夕食中、花火の音で気づき、妻と見に来た港区の会社経営者の男性(52)は「東京湾で花火を見るのは久しぶりで息抜きになった。これからは遠くを見ることを意識しようかな」と話していた。(小林一茂)

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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