東京都内で23日、新型コロナウイルスの感染者が新たに300人以上確認されたことが都への取材でわかった。300人を超えるのは初めてで、17日の293人を超え過去最多を更新する見通しとなった。
都内の感染者数は22日に238人が確認され、累計で1万人を超えていた。月別では7月の感染者数が3829人となり、最多だった緊急事態宣言下の4月の3748人を上回っていた。
100人を超えるのは15日連続で、感染者が200人を超えるのは3日連続。7月は検査数の増加に伴って感染者が増え、1日あたり200人以上となったのは22日までに計9日間あった。検査件数が4千件を超える日が増えた一方で、週平均の陽性率も6・7%(21日時点)と1日時点の3・9%から上昇傾向にある。
小池知事は22日の臨時会見で、23日からの4連休について「外出するなら、感染予防・感染対策を万全にしていただきたい。外出はできるだけ控えていただきたい」と外出自粛を呼びかけていた。
【動画】増え続ける新型コロナウイルスの新規感染者。クラスターが懸念されている
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル