東京都教育委員会が11月27日に実施する英語スピーキングテストをめぐり、教育社会学などに詳しい大学教授らが31日に記者会見し、生徒を二つのグループに分けて同会場で受けさせる形式について問題漏洩(ろうえい)の危険性があると指摘した。都教委は取材に対し、漏洩防止策などの詳細は明らかにしなかった。
会見したのは、「入試改革を考える会」代表の大内裕和・武蔵大教授ら。テストの入試活用に反対する都議らも同席した。
都教委によると、テストは主に都内の公立中学3年生約8万人が受ける予定。生徒は会場に集合した後、先に受験する組と後に受験する組の2グループに分かれ、順番に同じ会場で受ける。双方が受け終わった後で全員が解散する。どちらの組に入るかは、生徒には当日に会場で伝えられるという。
大内教授は、時間差で同じ内…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Leave a Comment