法務省は、新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言中に、新聞記者らと賭けマージャンをし、辞職した東京高検の黒川弘務前検事長(63)の後任に、名古屋高検の林真琴検事長(62)を充てる26日付発令の人事を発表した。
黒川氏と司法修習同期の林氏は、早くから総長レースの本命と目されていた。愛知県出身で、1983年検事任官。法務省勤務が長く、刑事局総務課長や人事課長を歴任。法務省刑事局長を経て2018年1月に名古屋高検検事長に就任した。
検事総長の稲田伸夫氏は、7月で在任2年。林氏が7月に検事長の定年となる63歳を迎える前にバトンタッチするとの見方が強い。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース