新型コロナウイルスの国内の感染者は28日、午後9時時点で新たに113人が確認された。うち東京都ではこの日、60人の感染が判明。いずれも5月25日の緊急事態宣言解除後では1日あたりの最多を更新した。全国の感染者数は累計1万8584人になった。死者はなかった。
東京都の60人は20代が33人と最多で、30代が12人、40代が7人など。接待を伴う飲食店員ら「夜の街」関連は31人含まれている。60人に達するのは、5月4日の87人以来となる。都内の感染者数は今月24日に50日ぶりの50人台となる55人となった後、25日に48人、26日に54人、27日に57人と続いている。都の担当者は「20代、30代が大半を占めていて夜の街関連も多いという傾向に変わりはない」としている。
北海道では新たに17人の感染を確認。うち14人は小樽市の判明分で、いずれも日中にカラオケが楽しめるスナックなど「昼カラオケ」の利用客や、その濃厚接触者という。市内では24日に昼カラオケ関連の感染者が9人確認されてから、感染者の拡大が続いており、市はクラスター(感染者集団)が発生したと認定。市内の関連の感染者は計33人になった。
さいたま市では、同市大宮区のキャバクラ店で新たに従業員3人の感染が判明した。いずれも症状は軽いという。同店の感染者は計8人となった。栃木県では宇都宮市のキャバクラ店で、新たに5人の従業員の感染が確認され、同店の感染者は計8人になった。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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