東北大(仙台市)と大阪公立大(大阪市、大公大)が16日、包括連携協定を結んだ。まず材料科学分野の研究で連携し、教育の国際化や防災などでも協力していくという。
材料科学分野では、東北大が4月に仙台市青葉区のキャンパス内で稼働させる次世代放射光施設「ナノテラス」を、大公大の研究者が活用する。ナノテラスでは、太陽光より10億倍明るい光を用い、100万分の1ミリのナノレベルで物質を解析できる。生命、医学、環境、食品などに関連する物質の解析を行うという。
一方、東北大は大阪府内に造られる大公大の施設に、出先機関が入居する。ここを拠点に、関西の企業などと共同研究を進める。
16日に東京都内であった会…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル