上野創
東京大は13日、9回目となる2024年度学校推薦型選抜の合格者を発表した。合格者91人の内訳は男性49人、女性42人で、女性比率は過去最高の46・2%だった。これまでは21年度の45・7%が最高で、23年度は39・8%だった。
「計100人程度」の募集に対し、志願者は256人で、うち女性は118人。志願者に占める女性割合は46・1%で、こちらも過去最高だった。
東京大は「(学校推薦型選抜の)目的は多様性の確保。高校生向け説明会で(女性の)参加者も増え、効果が表れていると感じる」と評価した。
出願した高校179のうち、初めて出願した高校は25校、初の合格者が出た高校は7校。1校あたりの最多合格者は3人で、3校あった。
合格者の出身高校を地域別でみると、関東地方(1都6県)以外の地域が45・1%で、過去最低だった。23年度は53・4%だった。
一般選抜では、文科1類と同2類で、大学入学共通テストの結果による第1次選抜(足切り)が実施されなかった。ともに2次試験の予告倍率(3倍)を下回ったため。両科類で第1次選抜がなかったのは16年度入試以来という。(上野創)
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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